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マイケル・ベイ、ウィル・スミス騒動に「どうでもいい」「今はウクライナの話をすべき」

U.S. Air Force Photo/Tech. Sgt. Larry A. Simmons https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Michael_Bay_060530-F-4692S-004.jpg

連日、第94回アカデミー賞のウィル・スミスによる“ビンタ騒動”の話題で持ちきりになっている。お騒がせなこの一件に対し、ハリウッドの“破壊王”マイケル・ベイ監督は関心がないのだと冷ややかで、今はもっと報じるべきニュースがあるはずと一喝している

プレゼンターのクリス・ロックによる妻へのジョークに立腹したウィルが平手打ちの暴挙に出た2022年のアカデミー賞授賞式。米放送中から話題を集めたが、ベイ監督は中継を観ておらず、後から映像を確認したという。

「どうでもいい。ハリウッドは自己中心的。今、ウクライナでは赤ん坊が吹き飛ばされている。そういうことを話し合うべきです。」

ベイ監督は、自身の映画監督デビュー作『バッドボーイズ 』(1995)でウィル・スミスと仕事を共にしている。「どうでもいい」と語りつつ、「彼はあんな男じゃない。あんなふうに冷静さを失うところは見たことがありません」との見解も示している。「ニヤニヤ笑っているのが見えたから、仕組まれたものだと思っていました。ウィルが現場で人にちょっかいを出したり、ジョークを言ったりするところを見てきました。あれはビンタで、パンチじゃなかった。彼は喧嘩が強いよ。訓練していますからね」。

ウィル・スミス主演の『バッドボーイズ』はシリーズ第4作が製作見込みで、マイケル・ベイも何らかの形で関与する可能性があった。現在は騒動を受け、製作一時中断になると見られる

ロシア軍による侵攻が続くウクライナでは、首都キーウ(キエフ)近郊のブチャなどで410人の民間人と見られる遺体が見つかり、英米などでは「戦争犯罪」との非難の声が高まっている。現地を訪れたキーウのクリチコ市長は、「ブチャで見たものは恐ろしく、残念ながら映画などではなく、現実で起きているものだ」と話している。

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Source:Variety,BBC

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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