ブルース・ウィリス、『ダイ・ハード』の舞台ナカトミプラザに34年ぶりに帰ってきた

1988年に公開された痛快アクション映画『ダイ・ハード』は、「こちらブルームーン探偵社」(1985‐1989)の主演で当時最も知られていたブルース・ウィリスを、瞬く間にハリウッドを代表するアクション俳優に押し上げた記念すべき作品。本作で舞台になった日本企業の高層ビル「ナカトミプラザ」に、ウィリスが34年ぶりにカムバックした。
『ダイ・ハード』は、武装テロリストに占拠されたナカトミプラザにたまたま居合わせてしまった運の悪い男、ジョン・マクレーン刑事が孤軍奮闘し、果敢にテロリスト集団に立ち向かっていく姿がスリリングに描かれるアクション映画の金字塔。
ナカトミプラザのロケ地となったのはフォックス・プラザ。ロサンゼルスのセンチュリー・シティに位置する高層ビルだ。ウィリスは妻であるエマ・ヘミング・ウィリスと共に思い出の地を訪れたようで、エマがInstagaramに動画を投稿している。
「34年後、ナカトミプラザの屋上で」とキャプションが付けられたモノクロ動画では、ウィリスが屋上からの景色を感慨深げな様子で眺める姿が収められている。残りの動画では、マクレーンが消火ホースを身体に巻いてビルから飛び降りるシーンや、エアダクトの中でライターを灯してブツブツ悪態をつく場面など、『ダイ・ハード』を代表するシーンの数々がフィーチャーされている。
『ダイ・ハード』の劇中ではマクレーンが、「もう二度と高層ビルに上ろうなんて思わないと誓う。ああ神様、死なせないでくれ(I promise I will never even think about going up in a tall building again. Oh, God. Please don’t let me die)」という有名なセリフがあるのだが、どうやらこの言葉はウィリスには当てはまらなかったようだ。
なぜ、34年の時を経てウィリスが『ダイ・ハード』のロケ地を再び訪れたのかは不明だが、過去に思いを馳せる貴重なひと時となったのではないだろうか。
Source:Instagaram