『ドクター・ストレンジ』ウォン役ベネディクト・ウォン、スピンオフに意欲 ─ 「ポータルがあれば、旅ができる」

2016年に公開されたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ドクター・ストレンジ』で初登場したウォンは、ドクター・ストレンジが魔術師の修行を積んだカマー・タージの荘厳なる図書館の守護者。いつも気難しい表情を浮かべながらも、ビヨンセの音楽に夢中になったり、お茶目な側面も垣間見せる魅力的なキャラクターである。
ストレンジの相棒として欠かせない存在となったウォンはファンの間で非常に人気が高く、ウォンを主人公にしたスピンオフを望む声が上がっているようだ。
米Varietyのインタビューに登場したウォン役のベネディクト・ウォンが、「ファンはウォンの背景を知りたいと思っているようですが、スピンオフを望んでいますか?」と質問され、こう回答している。
「(スピンオフについて)何度も訊かれました。ファンに署名運動をしてもらえばよかったですね。すごく光栄だし、答える必要がある特定の質問には特定の答えがあります。ウォンがポータルを通り抜けてから5年間彼を見なかったので、その期間をいくつかのストーリーで埋めることが可能ですよね。マーベルがどうするか様子を見ましょう。いつも僕は、“ポータルがあれば、旅が出来る”と言っているんです。」
スピンオフに意欲を見せるだけでなく、そのアイデアにも言及したベネディクト・ウォン。これまでにウォンは、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を含めて6本のMCU映画に登場している。その活躍ぶりについて、自分の名前と演じるキャラクター名にかけてフェーズ4のことを「フェーズ・ウォン」と呼び、気の利いたジョークを飛ばしていたことも。
現時点で、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の続編についてマーベル・スタジオから正式な発表はないが、シリーズ第3作に加えてウォンのスピンオフも実現することを期待したい。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は公開中。
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Source:Variety