ティモシー・シャラメ、『チャーリーとチョコレート工場』前日譚映画で主演 ─ ウィリー・ウォンカの若き日を演じる、ダンスと歌も初披露へ

ロアルド・ダールによる『チョコレート工場の秘密』(評論社)を原作にした、ウィリー・ウォンカの若き日の姿を描く前日譚映画『Wonka(原題)』の主演に、『君の名前で僕を呼んで』(2017)などのティモシー・シャラメがキャスティングされたことがわかった。米Deadlineが報じている。
本企画は2018年2月に初報が伝えられ、2018年6月にライアン・ゴズリング、ドナルド・グローバー、エズラ・ミラーが主演候補であることが報じられていた。主演候補に挙げられていた俳優陣は実現には至らず、2020年1月にはシャラメのほか、『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドが主演候補として挙げられていたが、このたびシャラメが正式に起用されたというわけである。
報道によると本作は、ウィリー・ウォンカによるチョコレート工場が開かれる前の時代の話を描く作品だという。ウィリー・ウォンカの若き日の姿を演じるシャラメは、ミュージカルナンバーに乗せて、ダンスと歌を本作にて初披露するとのことだ。
そんな注目作の監督を務めるのは、『パディントン』シリーズのポール・キング。『パディントン2』(2017)にて、ミュージカルシーンを見事に演出していた監督だけあって、本作にとってこれ以上ない人材と言えそうだ。脚本は、「サタデー・ナイト・ライブ」(1975-)のサイモン・リッチ。プロデューサーには、『ハリー・ポッター』『パディントン』シリーズのデヴィッド・ハイマンが就任している。なお、本作はあくまでも原作に沿った作品で、ジョニー・デップ主演、『チャーリーとチョコレート工場』(2005)とは関連性はない。
ちなみに、『チョコレート工場の秘密』は、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティによってアニメシリーズ化されることも発表されている。こちらの進捗も気になるところだ。
映画『Wonka(原題)』は、2023年3月17日に米国公開予定。
Source: Deadline