『ワンダーウーマン 1984』は続編にあらず、ガル・ガドットが強調「新しい物語に」

DC映画『ワンダーウーマン』の続編『ワンダーウーマン 1984』の舞台は、前作で描かれた1910年代後半から約70年後の“1984年”。予告編を観ると作風が異なるようにも感じられるが、主人公ダイアナ・プリンスを演じるガル・ガドット本人も第2作は「全く新しい物語」になることを英Total Filmにて予告している。
そもそも、本作は以前から「独立した物語」として製作チームより強調されてきた。監督を務めるパティ・ジェンキンスも「『ワンダーウーマン』を引き継ぐ作品にすべきで、続編ではない」と考えていたという。こうした第1作からの違いを肌で感じているであろう主演のガドットは、第2作をどう捉えているのだろうか。
「前作のラストで残した物語は描きません。66年も前のことですから。ダイアナは、男の世界(man’s world)に60年以上も1人で暮らし、良いことをして人類に尽くしているんです。それと、この物語は第2作だけのものなんです。つまり、1作目と2作目の両方で唯一共通しているのは、ダイアナ・プリンスとスティーブ・トレバーということ。けどそれよりも、第2作は全く新しい世界です。時代も違いますし、ダイアナも変わって、物語は新しいものになります。」
ガドットが言うように、第2作を「全く新しい物語」たらしめているのは、やはり時代の違いということなのだろう。そして本作の焦点は、前作からのダイアナの変化に当てられていくことになりそうだ。「1作目では、ダイアナのナイーブさが大きく描かれました。けど彼女はもうナイーブではないんです」とガドット。以前も同じ説明をしていたガドットは、ダイアナの見せる変化を改めて強調している。「彼女はもうこの世界に慣れていますし、もっと賢くて成熟している。第2作ではもっとかなり進化したキャラクターに会うことになりますよ」。
ちなみに、本作で初登場となるヴィランのチーター役を演じるクリステン・ウィグも第2作について「続編のようには感じません。全てが違います」と話している。「ポスターから音楽まで、全てです。ポスターなんて明らかに違いますよ」。ダイアナやクリス・パイン演じるスティーブのみならず、もちろんウィグ扮するチーターなど新キャラクターにも注目したいところだ。
『ワンダーウーマン 1984』は、2020年10月2日より米国にて公開予定。
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Source: Gamesradar+