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『ワンダーウーマン 1984』米公開が10月に延期、ガル・ガドットがコメント発表 ─ 通算4度目の公開日変更

ワンダーウーマン 1984
© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics

DCコミックス原作映画『ワンダーウーマン』(2017)の続編『ワンダーウーマン 1984』の米国公開日が2020年10月2日に延期となった。米ワーナー・ブラザースが発表した。

『ワンダーウーマン 1984』の米国公開日が変更されるのは、今回で通算4度目となる。当初は2019年12月13日に公開予定だったが、ワーナーは同年11月1日への繰り上げを発表。しかし『ジョーカー』(2019)との公開時期が近すぎたことを懸念してか、その後、2020年6月5日への大幅延期が決定している。ところが新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、米国公開日は8月14日へと延期に。今回の再延期は、クリストファー・ノーラン最新作『TENET テネット』の米国公開日が7月31日に延期されたことで、公開スケジュールが過密になったためとみられている。

このたびの延期発表にあたり、主演のガル・ガドットはSNSを通じてコメントを発表している。

「『ワンダーウーマン 1984』の新たな公開日は2020年10月2日です。ついに来ます、とっても楽しみです! この時をともに過ごしている、すべてのファンのみなさんに心から感謝します! みなさんがいなければ乗り越えられなかったでしょう。『ワンダーウーマン 1984』をご覧いただくのがとても楽しみです。お待ちいただく価値のある作品ですよ。」

なお、ワーナーが本作の公開日を2020年10月2日に繰り下げたことで、米ユニバーサル・ピクチャーズは、同日公開予定だったトム・ハンクス主演のSF映画『Bios(原題)』を2021年4月16日に延期。ワーナーは『マトリックス4』『ゴジラ VS コング』(ともに原題)の米公開延期も決定したほか、アン・ハサウェイ主演『魔女がいっぱい(邦題未定、原題:The Witches)』の米国公開を無期延期した(当初は2020年10月9日予定)。実写版『トムとジェリー』も2020年12月23日から2021年5月21日に繰り下げとなっている。

『ワンダーウーマン 1984』には、主人公ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン役のガル・ガドット、スティーブ・トレバー役のクリス・パイン、アンティオペ役のロビン・ライト、女王ヒッポリタ役のコニー・ニールセンが前作から続投。新キャストとして『ゴーストバスターズ』(2016)のクリステン・ウィグ、『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)のペドロ・パスカルが出演する。脚本・監督にはパティ・ジェンキンスが続投、共同脚本は元DCコミックスの重鎮ジェフ・ジョンズ、マーベル映画『シャン・チー&ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題)』のデイヴ・キャラハム。

Source: The Hollywood Reporter(1, 2, 3

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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