『トリプルX』第四作目が計画中 ─ 主演ヴィン・ディーゼルらが権利獲得、2018年末の始動目指す

ヴィン・ディーゼル主演、熱烈な支持層を誇るアクション映画『トリプルX』シリーズ第四弾が計画中であることがわかった。
The Hollywood Reporterによると、ヴィン・ディーゼル自身が所有する製作会社ワン・レース・フィルムズがザ・H・コレクティブという名の財務兼プロダクション会社と提携、『トリプルX』シリーズの権利を獲得した。ザ・H・コレクティブと、売却元のレヴォリューション・スタジオの両社が発表している。これをもって、ヴィン・ディーゼルはザ・H・コレクティブと共同で『トリプルX』第四作目へ乗り出すという。

同シリーズは、2002年の『トリプルX』、2005年の『トリプルX ネクスト・レベル』(2005)、2017年の『トリプルX:再起動』とこれまでに三作が公開。前作『再起動』は全世界3億4,600万ドルを記録、中でも中国では1億6,400万ドル稼いだ。
シリーズの権利を獲得したザ・H・コレクティブのニック・クラウリーCEOは、「中国での盛況は予想外だった」とし、次作では「ダイバーシティを補完し、グローバルな観客のためのコンテンツを作ることをミッションとする」と意気込む。
この第四作目では、2017年の『トリプルX:再起動』のD・J・カールソー監督が続投。ディーゼルもプロデューサーを兼任し、『再起動』プロデュースのジョー・ロスとジェフ・カーシェンバウムも参加。前作引き続きの首脳陣を布陣し、2018年12月の製作開始を目指すという。
Source:THR