『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』悪役の初期デザインが思った以上に怖かった
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場した悪役、ヘルムート・ジモ大佐を覚えているだろうか。同作でコンセプト・アートを手がけたアンディ・パーク氏が、このたびジモ大佐の初期デザインを公開した。

ジモ大佐を演じたのは、『グッバイ、レーニン!』『イングロリアス・バスターズ』などのダニエル・ブリュール。未見の方のためネタバレは避けるが、ヒーロー映画のヴィランとしては複雑すぎる人物を絶妙に演じていた。
しかしコンセプト・アートによると、ジモ大佐の初期ビジュアルは思った以上に怖かったようだ。こちらである。

もっとも、誤解のないように述べておくと、この初期デザインはコミックのバロン・ジモに非常に忠実なものだ。コミックに登場するジモは、もともと優秀な科学者だったが、研究中にキャプテン・アメリカの襲撃を受けた際に薬品を顔に浴び、被っていたマスクを脱げなくなってしまったという設定なのである。
https://stg-theriver-stg.kinsta.cloud/baron-zemo-concept-art/
このアートを描いたパーク氏は「いろいろ考えた末、コミック版ジモのデザインはストーリーに合わなかったんです」と述べている。確かに『シビル・ウォー』の徹底してシリアスなジモが紫のマスクを被りつづけているのは、怖いというよりも微妙だ。ブリュールが見せた表情の演技が見えづらくなるのももったいない。
しかしユニバースの展開によっては、ジモが今後この姿で登場する可能性もゼロではないだろう。紫マスクを被ったダニエル・ブリュールのジモ、あなたは見たい?見たくない?
https://stg-theriver-stg.kinsta.cloud/first-look-at-baron-zemo/
source: https://www.comicbookmovie.com/captain_america/captain_america_civil_war/andy-park-reveals-a-comic-accurate-a145957